蜘蛛女のキスの初日を見た。
自担の舞台が決定し、ついにわたしもはてブロデビューか・・・!?と思いつつ、普段140字でもフルで書いている今の私がブログなんか与えられたらどんだけ書くの?という不安で二の足踏んでいた訳ですが。
初日を見た感想がやっぱこれ140字じゃ足りないわ。
ってことで友人の勧めもあり開設してみました~!
なんですが、初日の感想の前にわたし的「自担の舞台」について書きます。
数年前から他メンバーのソロ舞台が定番化し、忠義ちゃんは所謂「ドラマ班」として活躍していましたね。
個人としての知名度が上がったのは映画やドラマにちょこちょこ出ていたのと太鼓の達人の時期が被っていたのもあると思うけど、
やっぱりソロ仕事があるのがとても嬉しかった、
けど!!!!
錦戸くんのような道を進んでいくのかなぁ、でもやっぱり俳優としては錦戸亮くんの方が技術的に評価されているんだろうし、それよりコミカルな演技が多いけどそういう枠なのかな、
グループの中で二枚目路線でやっていくような雰囲気の割には、他メンバーが舞台で演技を磨いて映画やドラマで「良い俳優」として評価を得ているよね、
ソロでライブできる人もいる、MCとしてレギュラー何本もこなせる人もいる。
じゃあ忠義ちゃんはどこでがんばるの?
という漠然とした「自担のグループの中での役割」が確立されていない不安がありました。
もちろんグループでいるときの役割はグループに加入した時から良くも悪くも確立されていたしコンサートとか見ればそれはよく分かる、
ただその「キャラ」ではなく「ソロの仕事」として、忠義ちゃんは何に重きを置くんだろう?という不安。
『唯一無二の武器』があったほうがなんてのはちょっとハードルが高すぎるかもしれないけど、
軸がほしいよね、という感じ
ジャニーズの先輩グループってメンバー個人のそれがあるからグループとして輝いていると思うんですよね。
で、昨年の疾風ロンドが大倉担としては久しぶりのソロ仕事。
ザ・イケメンという役柄だけど、
正直な感想「存在感薄くない!?!!?」二番手に名前がある割にはセリフ少ないし・・・
完成披露試写と舞台挨拶の衣装と髪型が100点だったので満足はしてますが、作品として、役として、演技の面ではもうちょっと頑張って欲しかったなぁと思うわけです。
これ、大奥も100回泣くこともクローバーも思ってたこと。
三毛猫とかお天気お姉さんとかドS刑事とか(奇しくも全て刑事)のようなコミカルな役の方が見てて気が楽でした。
シンデレラ、ヤスコとケンジなんかはもうかわいいかわいいで充分だし、そこまで期待もされていなかっただろうし…
あ、間をとって(?)はなちゃんのみそ汁はいいナチュラル感で好きです。
いや一個一個遡ってたらキリがないんだけどw
とにかく私は忠義ちゃんのソロの仕事自体は大歓迎だけど、演技は見るのが苦手だったわけですよ!そういう大倉担少なくないんじゃないかなぁ?
見ててむず痒くなっちゃうんだよね。
だから譫言のように「もう一度SHOCKに出てくれ」(ドリボは存在感が薄かったので評価も何もないけど、Endless SHOCKは相当しごかれたのか結構いい演技をしていた)「グローブ座主演やってくれぇ」なんて言ってたけど、実際やったら耐えられないだろうなwと思っていた。
で、発表された蜘蛛女のキス。(やっと)
横山くんと安田くんの舞台が羨ましいなぁと思っていたら、同時期に忠義ちゃんもやるなんて。思いもしなかった、まさか忠義ちゃんが?念願のグローブ座!!?!?!?!??!
嬉しさと不安でいっぱいで(演技の面だけでなくチケット取れるのか?というのも含めて)
とりあえず発表された日、会社帰りに某大型書店に行き原作を買った!読んだ!
原作自体が戯曲でありほぼセリフなので舞台は想像に難くなかった。
でも、これを忠義ちゃんが?
どちらかというとモリーナ(相手役)寄りでは?
結構きわどいシーンあるけど、どこまで見れるの????
など頭が混乱。
そして当落で心臓がもげそうになりながらもなんとか行けることになったわけです。(関係各所ありがとうございます)
公演が近づき各種雑誌のインタビューを読み、稽古前のもの、稽古初日のもの、稽古途中のもの、ラジオやジャニーズWeb連載の本人の言葉。
ひとつひとつ、舞台にまつわる言葉を聞けば聞くほど楽しみよりも心配、不安な気持ちが優っていった。
雑誌で同時期に舞台をやる横山くん、安田くんと3人で話しているのとか、明らか一人だけ話す量少ないし、
特にラジオかな?番組終了間近でぽつぽつと不安を漏らす忠義ちゃんの声が聞いててしんどかった~。。
で、私の中で結構重要なポイントがビジュアル。
いやロン毛ウェーブにデコ出し、ボロボロの服、極めつけの髭……。
ビジュアル公開されたときは正直「私の好きな忠義ちゃんじゃない!」と思ったね。
そしてついに迎えた初日。
MAX体調不良の声ガラガラの中、開演前に友人らと会って気持ちを落ち着けて、入ったグローブ座。
考えてみればグローブ座は昔知人に誘っていただいたイノッチの「ハンブルボーイ」とヅカヲタ時代に贔屓にしていた貴城けいちゃんと生田斗真くんの「ヴェローナの二紳士」以来3回目。
あぁここに居るほとんどが同担なんだなぁって思ったら嬉しくてうきうきわくわくした。
「みんな!!!忠義ちゃんの舞台決まって嬉しいね!!!!初日緊張するね!!!!!頑張って見届けようね!!!!!!!」っていう変な仲間意識芽生えた。友達に話しかけてきた友達(紹介されてない)に初対面でガラガラ声で思わず話しかけ、無視された。テンションがおかしくてすみません。
席に着き死ぬほど緊張して汗がだらだら垂れてきたけどタオルで拭って双眼鏡を構えた。アコギのBGMが大きくなり、暗転から始まり、客席の緊張感がすごい。
まずはいっけい氏のセリフが続き、ヴァレンティンの一言目の
「目の色は!?」
が暗転の中に響く。
この時点で心臓がばくばくした。
でもこのばくばくは、
「忠義ちゃんがグローブ座に立っている」
ことではなくて
「うまい」
という感動からだったと思う。
雑誌で演出家の方に怒られたい、指導してもらえるのが楽しみと語っていた忠義ちゃん。これまでの演技とどれほど違うのかという期待を裏切らなかった。滑舌も発声も舞台仕様。やればできるんじゃない…(感涙)
そのあとのモリーナの「きっと、グリーン。」
に(はは、よりによってグリーンか)とか思う私。
まぁとにかくそこには、原作で読んだヴァレンティンがいたんですよ。私は開演する今の今まで、「自担の舞台が始まるぞ」という気持ちで意気込んでいた。前日の夜は2008年10月10日のソロコン前夜のことを思い出し当時の緊張との違いを考えたりした。
けど、蜘蛛女のキスという舞台は確かに自担である大倉忠義さんがそこに立っているんだけど、そこにいるのは紛れもなくヴァンレンティンで、忠義ちゃんはいなかった。
不安に思っていたビジュアルもヴァレンティンだから、まったく気にならなかった。めちゃめちゃ色っぽいし、ありだな、ヴァレンティン。。。。
そして私はいつも見ている忠義ちゃんの舞台を見に来たんではなくて、
『蜘蛛女のキス』という演目を見に来たんだなあと思った。
でも時折見せる「ニカッ」って笑う笑顔とか、口喧嘩に負けて「ハッハッハ」っていう笑い声とか、オートミール勧める時の「ハハ!太るのが怖いんだろ」に大倉忠義ちゃんみが垣間見えてかわい~♥ってなった。
コンデンスミルク舐めて「ん~!!!」とか言うのあれは狙った???笑
このへんで一発かわいいほっこり大倉くん入れときましょう、的な演出指導あった???
だってヴァレンティンさんにしてはかわいすぎるだろ。
他にも(ここ笑っていいの?)な場面で観客からちょこちょこ笑いが起きてたのが印象的。
雑誌では少し笑えるところもありつつ、と言っていて、
いやこんなシリアスな劇のどこに笑い要素があるんだよ、と思っていたんだけど、確かにあったw
下痢して足をクロスさせてもごもごでてくるところとか、その場面をウケ狙いでやるのかwと思ったし、
モリーナの冗談にヴァレンティンは無反応でも観客が笑ってるというのが何箇所かあって、その辺は笑いが起きると思っていなかった部分な感じがした。
(初日後の生放送ラジオで言及していたのがそれかどうかわからないけど)
静かなシーンが多くて見てるこちらも体を強ばらせているようで、途中と途中の暗転で、観客が深呼吸したり姿勢を正したりするのが、いかにも初日って感じだったなぁ。だからそういう笑えるセリフとかがあるのは緩急がついて逆に良かったのかも。(パンフでその点についていっけい氏が言及していましたね)
それは忠義ちゃんといっけい氏の息があってるからこそ醸し出せる雰囲気なんだろうな。
加えて全体を通して思ったことをいくつか。
忠義ちゃん自身がモリーナ寄りの、夢に向かっていく情熱だけでなく現実を見る冷静さを持ち合わせた人という印象だったから、
雑誌で言ってた「当時の歴史、宗教、政治背景を勉強してヴァレンティンを理解した」が必要だったんでしょう。きっと自分とは正反対のキャラだもんね。
モリーナも観客も置いてけぼりと言わんばかりの理想へ向かって暴走する革命家にになってた。声を荒げるシーンも。たまにうわずってたけど(忠義ちゃんあるある)机投げたり床どんどんしたりの音に迫力があって鬼気迫るヒステリックさがよく表現されていたと思う。ヴァレンティンの方が女っぽいんだよね、こういうとこ。
それ以外も多分原作よりモリーナと年の差があるので少しヴァレンティンの幼さみたいなのが出てたような印象。
モリーナとヴァレンティンは二人共理想主義なことには変わらないけど、
モリーナは年の巧もあって現実を見据えた上でのロマンチスト。
ヴァレンティンはマジで現実を変えようと思っている革命家。
多分これは同志と一緒にいるから、且つ今孤独で余計に考えが凝り固まるからなのかな?ヴァレンティンだって諦念を持ち合わせていなくて自分の理想に固執しているくせに、モリーナの夢とか理想は馬鹿にするし。ちょっと子供だよね。
なんかヴァレンティンって矛盾してるところ多いんだよね、一夫一婦制を信じないとか言うし、結局荒ぶるとモリーナのこと「よせこの男娼野郎!」とか言うし、股間弄って「俺は男だから」とか言うし、傷つきやすいモリーナを「女みたいだ」と言いかけたり、実はモリーナの性癖を見下していて、自分が男であることに誇りを持ってる。モリーナは女そのものなのに対して、結局誰よりも性にこだわっているのはヴァレンティンじゃん。本人はその気はないんだろうけど、潜在的に。
なのに、どうしてヴァレンティンはモリーナに終始「搾取されてないでいること」、を求めたんだろう。革命グループに入ることを勧めるのは孤独を感じさせない為という流れだけど、出所後のこの約束はなんでなのかな。これは次見るときに注目しよう。
あと注目のセックスなんですけど。
キスはなしで、ヴァレンティンにとってはもちろん時間を共有することでモリーナへの嫌悪感が薄れたというのはあるだろうけど、自分本位で相手を喜ばせるためでもなんでもないもの。セックスしてはいるし、互いに同意の上ではあるんだけど気持ちがすれ違っている、というのが切ない。
きっとヴァレンティンのことを考えて、自分を押し殺したからこそ、「妙なことに」モリーナはヴァレンティンと同化したのかな。この辺も次回考えたいとところ。
情後、終わりの「私はあなた…」という、二人のセックスがなんだったのか賢者タイムにふわ~んと考えさせられる雰囲気なの良かった。
しかしこのセックスのシーンは一部演出が見づらいお席があります的なことにしたんだろうか?カーテンを閉めてあげるというヴァレンティンの優しさ故か?まぁそういうことにしておきましょう。
演技として特に印象に残っているのは、痒い痒いになってしまった後、恋人を思い出してモリーナに手紙を書かせるシーン。
「ラインストーンは知ってるからもういい!!!!!」だの、「この筆箱使えって!!!!!!」などと怒鳴り散らしかと思えば、「死ぬのがとてもこわい…」とポエマーと化すヴァレンティンさん。
人って風呂に入らないとこんなに狂ってしまうものなのかよ。めんどくさくても風呂入んないとだめだな…。
まぁその声の抑揚もすごいんだけど、だんだんそれが震えて、本当に語りかけるみたいに話して、これまでとは違う恋人向けの表情になって涙が目に溜まっていってね、
「少しは君の中に僕が残っているだろう?」の声なんてもうかわいそうでたまらなくて(´;ω;`)もう完全に恋人向け、これが本当のヴァレンティンの弱さであって、本当の姿なのかもね。
そこからタオルでふきふきしてもらって。「フフ・・・・」と不敵な笑みを浮かべるまでの流れ、
すごい~~~~~忠義ちゃんすごく上手~~~~~~~~~~~!!!!
と心の中で拍手喝采しました。
これまでの泣きの演技はなんだったんだよ……と言いたくなった。。
しかし一人ぼっちだの孤独だの言い連ねてそれをメモらされるモリーナかわいそうだよね。
それと人に指図するのが嫌いなんだ、とかいってフルーツケーキぶん投げてキレ散らしたあと。「恥ずかしいよ、こんな獣みたいな真似して」と秒で反省するヴァレンティン。
本で読んだときはあんまり思わなかったけど、実際の声で聞くと不自然がすぎる。けどこの不自然な情緒不安定さが、「いかにヴァレンティンがパニックになってるか」ってところなんだよね。
モリーナは相手のことを思って行動する人だし、ヴァンレンティンの恋心を抱いているのもあるけど、女性らしく、甲斐甲斐しくお世話もしてくれる。とにかくヴァレンティンの組織の話を耳にしたくない、というスタンスでその出所して母に会いたいというジレンマと戦っているんだけど、どうして自ら別棟に移れば不安になるかもって提案するんだろう?その場で口走っちゃっただけ?だってヴァレンティンとは離れたくないのに。これも次考えないとなぁ。
あと最後の出所前のシーンがとにかく泣けるんだけど、これは多分ここがヴァレンティンとモリーナの関係の最終系だと思うから。
ヴァレンティンはモリーナが出所すると知って仲間に伝言を頼める!と浮き足立ってこれまた自己中にモリーナをまくし立てるのがいかにも利己的、自己中でとても良い。
キスを頼まれて「・・・わかった」と言うのは、ヴァレンティンの優しさ故というか、感謝(映画を語って気分を紛らわせてくれたこと、下痢の処理をしてくれたこと、食事を提供してくれたこと等)というか、言ってしまえば頼まれたので仕方なくという部分がありそうな言い方でちょっと切ない。
そして「次は君が約束する番だ、 誰にも君を利用させないと、約束してくれ」って、一番利用しようとしてるのはお前じゃん!!!っていうね。この辺もヴァレンティンやっぱり自己中。
で、それまでの笑顔がラストシーンには切なく儚く悲しく映るんだけど。お互いの最期をそれまで映画のストーリーを語っていたかのようにキラキラした顔で語るの、涙で余計に目がキラキラしているのがね、警察が暗号じゃないかと疑う友達の名前を言う時の顔なんか最高にかわいいの。
きっとバラバラに迎える最期を一緒に語ることで、それを「共有」することに意味があるんだと思う。モリーナが所長と面会するシーンも、ヴァレンティンがそこにいる。泣きながらぼーっとしたり、投げつけたフルーツケーキを拾ったり、別世界なんだけど二人は同じ時間を共有しているんだよね。
けどその酷い最期を笑顔でお互いに語ることで共有できているのは、ハッピーエンドというのか、ハッピーではないんだけど、二人の気持ちが一緒であることは良かったと思える。
でもモリーナが語るヴァレンティンの最期はマルタが出てくるところが切ない。
モリーナは母親にしろ、ヴァレンティンにしろ、大切な他人のために生きる人。
モリーナは「あなたは理想のために戦っている、利己的じゃない」「私は母に大切にされたいから、大切にする」と言うけど、モリーナはもうヴァレンティンに会えないし大切にはしてもらえないのわかっているけど行動に移すのよね。
きっと人間の尊厳を手にしたから、気高い理想の革命思想に共感しからではなく、出所前のキスで「この人のために行動しよう」と思ったからなんじゃないないのかな。
ヴァレンティンはそれをわかってるからこそ、番号を教えてと言われて思わずキスするんじゃないかなって。でも、ただ映画のヒロインような最期を迎えたかったからだと、それをマルタに語らせるからずるい、もちろん答えは本人しか知らないと明言しない。
一方モリーナはヴァレンティンが死んだとは直接言葉にはせずに、夢の中で同士と戦えて喜んでいる、と。ヴァレンティンの夢は『マルクス主義の社会』ではなくて「戦う」というアイデンティティであって、それが人柄だって本人よりもモリーナがわかってたのかもしれない。
「短いけれど幸せな夢なのよ」というモリーナの最後のセリフ、 きっと二人にとっての時間は短いけれど幸せな夢だったんだなぁと思ったらどうしようもなく涙が溢れてしまった~。
そしてふたりが天国のような白い扉から出てくる。
その時、やっと大倉忠義さんがそこにいた
あぁ、あなたを応援していて良かったぁ
単純にそう思ったよ!
これ、現場で忠義ちゃんを見るたびに思うこと。
いつでも新しいことに挑戦する姿を見せてくれる、そんな人を好きになれて良かった。
他のメンバーやグループと比較したり、やきもきするのそれ自体は仕方ないしくだらないとも思わない。
でも不安に思っていたのがバカみたいに、忠義ちゃんは立派な姿を見せてくれた。
きっと本人の努力と運と両方だと思うけど、
私はこの人のすすむ道をただ応援するだけ、たまに文句も言いながら。
でもこの「蜘蛛女のキス」、文句ひとつないソロ仕事だった!!!!
だから私は幸せ、こうやってどんどん新しい顔見せてくれるの、本当にこんなに応援していて楽しい人はいない!
しっかしま~~~~この舞台、
そんな高尚なことを考えながらも、
いかんせん露出が多い!!!!!!!
基本裸足だし、四肢が露わになりすぎだぜぇ。。。。。。
しっかりと足の裏、くるぶしの筋、内もものお肉、鎖骨、背骨、乳首、肋骨、口の中、セックスするとき喘ぎ声、足の動き(横に並ぶ→跨る→開く→ゆっくりピストンする→早くなる→つま先が反る、項垂れる※意外と早い、多分10秒くらい)
を目に焼き付けました。
セックスは下手寄りだったので腰の動きまでは見えず。正直カーテン引きちぎりたかった。足の動きしか見えなかったけど、二人の関係性、気持ちがすれ違っているセックスに涙を流しながら、しかし自担の喘ぎ声に性的な興奮を覚えるという未開の地にたどり着いてしまった。なんだここ、ジャングルかよ。
ズボンを脱ぐ、チキンを貪る、歯を磨く、パンにバターを塗る、っていう自担の生活感のある動きを生で見られるのも興奮した。
私は所詮クソみたいな萌豚ジャニヲタなのでこの際隠さず言うけど、セリフよりも顔と体に集中してしまう場面がいくつかあった。特にモリーナの映画の語り部分、ベッドでうねうねしているとことね。あんまり席が良くなかったで双眼鏡でヴァレンティンの一挙手一投足を見ていた。原作読んでたからよかったもののね、読んでなかったらなんのこっちゃわからなそう。
次回も上記の不明点を見るだけでなく、体を見ます。私は体を見ますよ!!!!!
案の定長くなった~~~!思いが止まらない!けど止まらない思いを書き連ねるのも悪くないね、
ってことで明日二回目見てきますので。それまでに書けて良かった。
終わり。